北海道の要介護認定者数ランキング|介護需要が大きい市区町村はどこ?
この記事では、北海道の市区町村を対象に、要介護認定者数が多い地域をランキング形式でご紹介します。北海道全体の認定者数は約1,027,788人です。
認定者数は人口規模に強く影響される指標です。人口の多い都市が上位に入るのは自然なことであり、認定者数が多いこと自体が問題を意味するわけではありません。人口あたりの割合で見たい場合は認定率ランキングをご参照ください。
北海道の要介護認定者数ランキング TOP10
上位5地域の特徴と背景
1位 札幌市(361,880人)
道庁所在地で人口約197万人。65歳以上人口は約55.6万人で、認定率65.1%。北海道の人口の約3分の1が集中しており、道全体の認定者の約35%を占めます。施設は547件と道内最多です。
2位 旭川市(73,248人)
道北の中核市で人口約32.3万人。65歳以上人口は約11.2万人で、認定率65.6%。道内第2の都市として医療・福祉の拠点機能を持ちます。施設は164件です。
3位 函館市(59,791人)
道南の中核市で人口約24.1万人。65歳以上人口は約8.8万人で、認定率67.7%と道内でも高い水準。人口減少が進む一方、高齢化率が上昇しています。施設は112件です。
4位 釧路市(38,633人)
道東の中核都市で人口約15.8万人。65歳以上人口は約5.6万人で、認定率69.2%と高め。漁業・石炭産業の衰退とともに人口減少と高齢化が進んでいます。施設は75件です。
5位 小樽市(35,587人)
人口約10.5万人で、65歳以上人口は約4.4万人。認定率80.5%は道内で突出して高い水準。人口規模は5位ですが、高い認定率が認定者数を押し上げています。施設は71件です。
北海道の認定者数にみられる傾向
札幌市が道全体の約35%を占める
札幌市(約36.2万人)は道全体の認定者の約35%を占めます。道内人口の札幌への集中がそのまま認定者数に反映されています。
認定率が高い都市が多い
小樽市(80.5%)、岩見沢市(70.7%)、釧路市(69.2%)、函館市(67.7%)と、認定率が全国平均を大きく上回る都市が多い。人口規模だけでなく認定率の高さも認定者数に寄与しています。
旧産炭地・港町は人口減少と高齢化が同時進行
釧路市、小樽市、岩見沢市など、炭鉱や漁業の衰退を経験した都市は人口減少が進む一方で高齢化率が上昇し、認定率・認定者数ともに高い傾向があります。
このランキングを見るときの注意点
- 認定者数は人口規模の影響を強く受ける指標です。人口の多い都市が上位に入るのは当然です。
- 人口あたりの割合で比較したい場合は、認定率(認定者数 / 65歳以上人口)をご参照ください。
- データは厚生労働省の公表データに基づいていますが、調査時点と現在で状況が異なる場合があります。
まとめ
北海道の認定者数は、人口規模に比例して都市部に集中しています。認定者数は介護需要の規模感を把握する指標であり、認定率やカバー率と組み合わせることで地域の介護環境をより立体的に理解できます。
各指標の計算方法について詳しくは、指標の解説ページをご覧ください。