静岡県の要介護認定者数ランキング|介護需要が大きい市区町村はどこ?
この記事では、静岡県の市区町村を対象に、要介護認定者数が多い地域をランキング形式でご紹介します。静岡県全体の認定者数は約573,225人です。
認定者数は人口規模に強く影響される指標です。人口の多い都市が上位に入るのは自然なことであり、認定者数が多いこと自体が問題を意味するわけではありません。人口あたりの割合で見たい場合は認定率ランキングをご参照ください。
静岡県の要介護認定者数ランキング TOP10
上位5地域の特徴と背景
1位 静岡市(127,728人)
県庁所在地で政令指定都市。65歳以上人口は約21万人で、認定率60.8%。駿河湾から南アルプスまで広い市域を持ち、県全体の認定者の約22%を占めます。施設は262件と県内最多です。
2位 浜松市(124,898人)
県内最大の人口を持つ政令指定都市。65歳以上人口は約22.6万人で、認定率55.4%。楽器・自動車産業の集積地で、認定率は静岡市より低いものの高齢者人口の多さで認定者数はほぼ同規模です。施設は240件です。
3位 富士市(34,263人)
製紙業で知られる人口約24.5万人の市。65歳以上人口は約7.1万人で、認定率48.0%と県平均を下回りますが、人口規模の大きさで3位に入っています。施設は80件です。
4位 沼津市(29,326人)
県東部の中心都市で人口約18.4万人。65歳以上人口は約6.1万人で、認定率48.4%。駿河湾に面する港町で、施設は62件です。
5位 磐田市(23,338人)
ヤマハ発動機の本社がある人口約16.5万人の市。65歳以上人口は約4.9万人で、認定率47.7%。製造業が盛んで現役世代が多い地域です。施設は47件です。
静岡県の認定者数にみられる傾向
静岡市・浜松市の2政令市がほぼ同規模
静岡市(約12.8万人)と浜松市(約12.5万人)は認定者数がほぼ同規模で、2市で県全体の約44%を占めます。静岡県の東西2極構造が表れています。
認定率は全国平均より低い市が多い
TOP10のうち認定率が全国平均(約56%)を上回るのは静岡市と焼津市のみ。製造業が盛んで比較的若い人口構成の都市が多いことが背景にあります。
3位以下は2〜3万人台で差が小さい
富士市(3位・約3.4万人)から三島市(10位・約1.5万人)まで、県内の中規模都市が並んでいます。静岡県は東西に長く、各地域に中核都市が分散している構造です。
このランキングを見るときの注意点
- 認定者数は人口規模の影響を強く受ける指標です。人口の多い都市が上位に入るのは当然です。
- 人口あたりの割合で比較したい場合は、認定率(認定者数 / 65歳以上人口)をご参照ください。
- データは厚生労働省の公表データに基づいていますが、調査時点と現在で状況が異なる場合があります。
まとめ
静岡県の認定者数は、人口規模に比例して都市部に集中しています。認定者数は介護需要の規模感を把握する指標であり、認定率やカバー率と組み合わせることで地域の介護環境をより立体的に理解できます。
各指標の計算方法について詳しくは、指標の解説ページをご覧ください。