宮城県の要介護認定者数ランキング|介護需要が大きい市区町村はどこ?
この記事では、宮城県の市区町村を対象に、要介護認定者数が多い地域をランキング形式でご紹介します。宮城県全体の認定者数は約380,142人です。
認定者数は人口規模に強く影響される指標です。人口の多い都市が上位に入るのは自然なことであり、認定者数が多いこと自体が問題を意味するわけではありません。人口あたりの割合で見たい場合は認定率ランキングをご参照ください。
宮城県の要介護認定者数ランキング TOP10
上位5地域の特徴と背景
1位 仙台市(155,870人)
県庁所在地で政令指定都市。65歳以上人口は約26.7万人で、認定率58.5%。東北地方最大の都市で、県全体の認定者の約41%を占めます。施設は347件と県内で圧倒的です。
2位 石巻市(30,945人)
県北東部の沿岸都市で人口約13.2万人。65歳以上人口は約4.7万人で、認定率66.1%と高め。東日本大震災で大きな被害を受けた地域で、復興とともに高齢化も進んでいます。施設は60件です。
3位 大崎市(23,455人)
県北部の中心都市で人口約12.5万人。65歳以上人口は約4万人で、認定率59.4%。鳴子温泉で知られる広域合併都市です。施設は51件です。
4位 登米市(16,855人)
県北東部に位置する人口約7.2万人の市。65歳以上人口は約2.7万人で、認定率61.6%。米どころとして知られる農業都市で、施設は51件と大崎市と同数です。
5位 栗原市(16,444人)
県北部の山間都市で人口約6.1万人。65歳以上人口は約2.6万人で、認定率63.1%。栗駒山の麓に位置し、人口減少と高齢化が進む地域です。施設は44件です。
宮城県の認定者数にみられる傾向
仙台市が県全体の約41%を占める
仙台市(約15.6万人)は県全体の認定者の約41%を占めます。東北地方の中心都市として人口が集中しており、認定者数もそれに比例しています。
沿岸部・県北部の市が2〜5位に
石巻市、大崎市、登米市、栗原市と、県北部・沿岸部の市が2〜5位に入っています。東日本大震災の影響を受けた地域や、農山村部の高齢化が進む地域が含まれます。
仙台都市圏の衛星都市もTOP10に
名取市(8位)と多賀城市(9位)は仙台市のベッドタウンです。人口規模は小さいものの、仙台都市圏の一部として認定者数が一定の水準に達しています。
このランキングを見るときの注意点
- 認定者数は人口規模の影響を強く受ける指標です。人口の多い都市が上位に入るのは当然です。
- 人口あたりの割合で比較したい場合は、認定率(認定者数 / 65歳以上人口)をご参照ください。
- データは厚生労働省の公表データに基づいていますが、調査時点と現在で状況が異なる場合があります。
まとめ
宮城県の認定者数は、人口規模に比例して都市部に集中しています。認定者数は介護需要の規模感を把握する指標であり、認定率やカバー率と組み合わせることで地域の介護環境をより立体的に理解できます。
各指標の計算方法について詳しくは、指標の解説ページをご覧ください。