兵庫県の要介護認定者数ランキング|介護需要が大きい市区町村はどこ?
この記事では、兵庫県の市区町村を対象に、要介護認定者数が多い地域をランキング形式でご紹介します。兵庫県全体の認定者数は約1,017,946人です。
認定者数は人口規模に強く影響される指標です。人口の多い都市が上位に入るのは自然なことであり、認定者数が多いこと自体が問題を意味するわけではありません。人口あたりの割合で見たい場合は認定率ランキングをご参照ください。
兵庫県の要介護認定者数ランキング TOP10
上位5地域の特徴と背景
1位 神戸市(287,900人)
県庁所在地で政令指定都市。65歳以上人口は約43.5万人で、認定率66.3%。県全体の認定者の約28%を占めます。施設は525件と県内最多です。
2位 姫路市(100,396人)
播磨地方の中核市で人口約52万人。65歳以上人口は約14.4万人で、認定率69.7%と県内でも高い水準。姫路城で世界的に知られる都市で、施設は131件です。
3位 尼崎市(91,824人)
大阪市に隣接する中核市で人口約46万人。65歳以上人口は約12.5万人で、認定率73.3%は県内1位の高さ。阪神工業地帯の中心として発展した都市です。施設は98件です。
4位 西宮市(72,172人)
阪神間の住宅都市で人口約49万人。65歳以上人口は約11.9万人で、認定率60.4%。甲子園球場で知られ、人口では尼崎市より多いものの、認定率の差で認定者数は4位です。施設は90件です。
5位 明石市(49,587人)
明石海峡に面する中核市で人口約30.4万人。65歳以上人口は約8万人で、認定率61.7%。子育て支援策で人口増加中の都市です。施設は63件です。
兵庫県の認定者数にみられる傾向
神戸市が県全体の約28%を占める
神戸市(約28.8万人)は県全体の認定者の約28%を占めます。阪神間と播磨圏の2大都市圏を持つ兵庫県の特徴が表れています。
阪神間の都市が上位に集中
尼崎市(3位)、西宮市(4位)、宝塚市(7位)、伊丹市(8位)、川西市(9位)、芦屋市(10位)と、阪神間の6市がTOP10に入っています。大阪・神戸のベッドタウンとしての人口集積が背景です。
尼崎市は認定率の高さが特徴的
尼崎市の認定率73.3%は県内1位で、西宮市(60.4%)より13ポイント高い。人口では西宮市が上回りますが、認定者数では尼崎市が多く、認定率の影響が大きいことがわかります。
このランキングを見るときの注意点
- 認定者数は人口規模の影響を強く受ける指標です。人口の多い都市が上位に入るのは当然です。
- 人口あたりの割合で比較したい場合は、認定率(認定者数 / 65歳以上人口)をご参照ください。
- データは厚生労働省の公表データに基づいていますが、調査時点と現在で状況が異なる場合があります。
まとめ
兵庫県の認定者数は、人口規模に比例して都市部に集中しています。認定者数は介護需要の規模感を把握する指標であり、認定率やカバー率と組み合わせることで地域の介護環境をより立体的に理解できます。
各指標の計算方法について詳しくは、指標の解説ページをご覧ください。