福岡県の要介護認定者数ランキング|介護需要が大きい市区町村はどこ?
この記事では、福岡県の市区町村を対象に、要介護認定者数が多い地域をランキング形式でご紹介します。福岡県全体の認定者数は約721,074人です。
認定者数は人口規模に強く影響される指標です。人口の多い都市が上位に入るのは自然なことであり、認定者数が多いこと自体が問題を意味するわけではありません。人口あたりの割合で見たい場合は認定率ランキングをご参照ください。
福岡県の要介護認定者数ランキング TOP10
上位5地域の特徴と背景
1位 福岡市(219,312人)
県庁所在地で政令指定都市。65歳以上人口は約35.7万人で、認定率61.5%。九州最大の都市で、県全体の認定者の約30%を占めます。施設は395件と県内最多です。
2位 北九州市(199,310人)
政令指定都市で人口約93万人。65歳以上人口は約29万人で、認定率68.8%と福岡市より高い。旧産業都市で高齢化が進んでおり、人口では福岡市より少ないものの認定者数は近い水準です。施設は371件です。
3位 久留米市(51,289人)
筑後地域の中核市で人口約30万人。65歳以上人口は約8.4万人で、認定率61.1%。ゴム産業で知られる都市で、施設は134件と3位の規模です。
4位 飯塚市(24,934人)
筑豊地域の中心都市で人口約12.3万人。65歳以上人口は約4万人で、認定率62.2%。旧産炭地で人口減少と高齢化が進んでいます。施設は53件です。
5位 大牟田市(22,909人)
県南端の市で人口約10.6万人。65歳以上人口は約4万人で、認定率57.0%。三池炭鉱の歴史がある旧産業都市です。施設は61件です。
福岡県の認定者数にみられる傾向
福岡市・北九州市の2大都市で約58%
福岡市(約21.9万人)と北九州市(約19.9万人)の2市で県全体の約58%を占めます。九州における人口集中がそのまま認定者数に反映されています。
北九州市は認定率の高さが認定者数に寄与
北九州市の認定率68.8%は福岡市の61.5%より7ポイント以上高く、人口では福岡市より少ないにもかかわらず認定者数は近い水準です。高齢化の進行度が影響しています。
6位以下は1万人台で拮抗
糸島市(6位)から宗像市(10位)まで1.2〜1.4万人の狭い範囲に集中しています。福岡都市圏のベッドタウンが多く含まれます。
このランキングを見るときの注意点
- 認定者数は人口規模の影響を強く受ける指標です。人口の多い都市が上位に入るのは当然です。
- 人口あたりの割合で比較したい場合は、認定率(認定者数 / 65歳以上人口)をご参照ください。
- データは厚生労働省の公表データに基づいていますが、調査時点と現在で状況が異なる場合があります。
まとめ
福岡県の認定者数は、人口規模に比例して都市部に集中しています。認定者数は介護需要の規模感を把握する指標であり、認定率やカバー率と組み合わせることで地域の介護環境をより立体的に理解できます。
各指標の計算方法について詳しくは、指標の解説ページをご覧ください。