愛知県の要介護認定者数ランキング|介護需要が大きい市区町村はどこ?
この記事では、愛知県の市区町村を対象に、要介護認定者数が多い地域をランキング形式でご紹介します。愛知県全体の認定者数は約883,660人です。
認定者数は人口規模に強く影響される指標です。人口の多い都市が上位に入るのは自然なことであり、認定者数が多いこと自体が問題を意味するわけではありません。人口あたりの割合で見たい場合は認定率ランキングをご参照ください。
愛知県の要介護認定者数ランキング TOP10
上位5地域の特徴と背景
1位 名古屋市(360,362人)
県庁所在地で政令指定都市。65歳以上人口は約57.4万人で、認定率62.7%。中部地方最大の都市であり、県全体の認定者の約41%を占めます。施設は632件と県内最多です。
2位 一宮市(55,341人)
尾張地方の中核市で、65歳以上人口は約10.3万人。認定率53.5%。繊維産業で知られる都市で、名古屋市のベッドタウンでもあります。施設は89件です。
3位 豊田市(49,533人)
トヨタ自動車の本社がある中核市で、65歳以上人口は約10.2万人。認定率48.5%は県平均を下回りますが、人口規模の大きさで3位に入っています。施設は98件です。
4位 岡崎市(48,403人)
西三河地域の中核市で、65歳以上人口は約9.4万人。認定率51.3%。徳川家康の生誕地として知られる歴史都市で、施設は86件です。
5位 春日井市(44,857人)
名古屋市の北東に隣接する市で、65歳以上人口は約8万人。認定率56.0%。1960〜70年代の住宅団地の一斉高齢化が進んでいます。施設は71件です。
愛知県の認定者数にみられる傾向
名古屋市が県全体の約41%を占める
名古屋市(約36万人)は県全体の認定者の約41%を占め、2位の一宮市(約5.5万人)の6.5倍。名古屋市への人口集中が認定者数にも反映されています。
三河地域は認定率が低めだが人口規模で上位に
豊田市(認定率48.5%)、岡崎市(51.3%)、安城市(44.3%)、小牧市(44.8%)と、三河・尾張の産業都市は認定率が全国平均を下回りますが、人口規模の大きさでTOP10に入っています。
5位と6位に大きな差
春日井市(5位・約4.5万人)と西尾市(6位・約2.1万人)の間に約2.4万人の差があり、名古屋圏の大都市と中規模都市でランクが分かれる構造です。
このランキングを見るときの注意点
- 認定者数は人口規模の影響を強く受ける指標です。人口の多い都市が上位に入るのは当然です。
- 人口あたりの割合で比較したい場合は、認定率(認定者数 / 65歳以上人口)をご参照ください。
- データは厚生労働省の公表データに基づいていますが、調査時点と現在で状況が異なる場合があります。
まとめ
愛知県の認定者数は、人口規模に比例して都市部に集中しています。認定者数は介護需要の規模感を把握する指標であり、認定率やカバー率と組み合わせることで地域の介護環境をより立体的に理解できます。
各指標の計算方法について詳しくは、指標の解説ページをご覧ください。